開発業務の英語
開発では、コード以外にも変更理由、検証結果、判断の背景を英語で残す機会があります。このガイドでは、メールや会話とは分けて、後から読んだ人が状況を再現し、判断し、行動できる記録の書き方を学びます。
場面から探す
| 場面 | 学ぶこと |
|---|---|
| PRの説明とレビュー | 変更理由・範囲・検証、必須と任意のコメント、修正への返答 |
| issueで不具合を報告する | 再現手順、期待する結果、実際の結果、環境と調査状況 |
| コードコメントを書く | 処理の理由、制約、TODO、関数の入力・出力・エラー |
| 業務影響を記録・評価する | 人数・件数・金額・根拠、事実と推定、受信側の確認と優先度の判断 |
| 開発チームからフィールドチームへ説明する | 回避策の条件、修正できない理由、顧客へ伝える内容と追加確認 |
| postmortemと再発防止を記録する | 影響・時系列・要因、改善策の担当と期限、実施後の確認 |
| 調査・検証の報告書を書く | 目的・方法・結果・限界・提案、事実と見込みの区別 |
| 設計提案と判断を残す | 選択肢・トレードオフ・採用理由、提案と決定、ADR |
| README・手順書・技術記事を書く | 読者・前提・手順・期待する結果、出典と適用範囲 |
| コミット・リリース・引き継ぎを伝える | 変更の要約、利用者への影響、移行、残作業と次の担当 |
各記事は、説明、英文例と日本語の意味、使いどころや注意点で構成しています。テンプレートの項目名や表記は例であり、実際にはリポジトリや組織の形式を優先してください。
記録を置く場所と、連絡する場所を分ける
PRには変更とレビュー、issueには課題と調査、事後検証には障害から得た学びを残します。メールやチャットでは、依頼・要約・次の行動と記録へのリンクを共有します。異なる場所で同じ詳細を更新して内容が食い違わないようにします。
口頭での意図の確認や相談はコードレビューの英会話で練習できます。合意した内容は、必要に応じてPRや設計記録にも残します。
顧客への影響確認、社内の判断、回避策の提案と制約の説明は業務影響・回避策の英会話で、顧客・フィールド・開発の立場を分けて練習できます。
共通のチェック
- 読み手が知らない前提、対象のバージョンや環境を補います。
- 確認済みの事実、仮説、提案、決定、未検証の内容を分けます。
- 「問題ありません」「修正しました」だけでなく、対象と根拠を示します。
- 必要な行動には担当・期限・完了条件を添えます。
- 公開リポジトリや技術記事には、秘密情報・個人情報・社内限定の資料を含めません。共有範囲の確認も参考にしてください。